HAPPY FACTORY基金・スリランカの教育支援
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2020年の日本 vs  2020年のスリランカ

日本では新型コロナウイルスが拡大し、感染者拡大を防ぐため、オンライン授業やリモートワークが行われてきました。学校や仕事に行きたくても行けない環境を打破し、在宅での行動が可能となった画期的なシステムです。

一方で、日本から約6500キロ離れたスリランカ。同じコロナの状況下において、政府からは外出禁止令が出されました。不要不必な外出をすると、警察か軍隊に捕まるそうです。そのせいで収入が減ったり解雇になったり、家庭状況が悪化し、単純にお金がないから学校へ行けなくなった子供達の数が増え続けています。1500人以上の子供達が『待機学生』として学校に行くための奨学金を払ってくれる里親さんを探しています。

 

  

スリランカの学校環境

スリランカの首都・コッテには、SNECC(スリランカ日本教育文化センター)という教育支援施設があります。こちらの施設では、日本人の支援者とともに、学校に行けない学生達の教育支援をしたり、図書館や幼稚園を建てて運営したり、仏教の教えや学校の補講、日本語学校を開催したりしています。先にご紹介した1500人以上の『待機学生』というのは、このSNECCで里子として登録し、里親を探している子供たちです。

このSNECCという組織、昭和から続いているのですが、その当時から活動されている方々はすでに60歳以上のキャリアの方ばかりとなっています。圧倒的な若者不足と、それに伴い新しいアイディアがなかなか出てこないのが現状です。

今、SNECCには日本の学校校舎に類似する建物が建っており、里親が見つかっている里子たちは奨学金を貰いながら勉強をしています。ここ5年ほどで、校舎も建て替えられ、大変立派な教室になりました。スリランカはダンス文化の強い国ですから、音楽やダンスを発表するホールも加えられました。そんな素敵な教育環境が、せっかくあるからこそ、子供達を学校に通わせたいのです。

スリランカの教育は日本経済にもつながる

スリランカの学校に行けない学生たちは、就職するのも困難で、炉端で物を売って労働しています。スリランカの教育事情を見てみると、実は義務教育(中学生まで)は95%以上の就学率なのですが、中学生・高生生になると、学費が払えないために学校にいくことを諦めざるを得ない子供たちが出てきます。なんと中学・高校への進学率はいっきに半数に減ってしまいます。また、その後の大学進学率といえば、もう一握り。大学入試のような試験にパスをしないといけないのですが、合格率が極端に低いのです。企業に勤められるのはこの大学を卒業したエリートのみの数パーセント。さらに、その彼らたちは、さらなる可能性を求めて海外に出てしまうケースが非常に多いのです。この循環が続き、いつまで経っても教育を満足に受けられない子供たちが減らないのです。

そんな中、実際にSNECCの元里子で、現在は日本に移住し、家庭を育みながら、仕事をしているスリランカ人(30歳)がいます。彼は、スリランカの田舎町出身で、両親が亡くなり、祖母に育てられたため、義務教育後は取ってきた魚を売って労働をしていました。しかし、彼は義務教育期間の成績が優秀で、本当は勉強を続けたかった。そこで、SNECCの里子として登録を行ったところ、里親さんに巡り合い、再び学校に通うことができるようになったのです。大変真面目な彼は、日本の里親さんへの感謝と、日本への憧れ・興味、そしてスリランカへの社会貢献を胸に、トップクラスの成績で高校まで卒業したのです。そして、卒業後はあえて大学進学を選ばず、働きながらSNECCの就職支援を使って日本の企業とのビデオ面接に取り組み、そして、彼はついに念願の日本で就職先を見つけ、移住しながら仕事をしています。そんな彼の働きぶりは、雇用主も認めるほどで、会社の生産性を伸ばすきっかけになってくれていると話を聞きました。彼自身も、勉強することで広がる可能性や新しい世界をスリランカの友達、学生たちに教えたい、その環境を作っていきたいと日本で学びを深めています。

スリランカは2009年の内戦終結後の経済発展がめざましい国で、実は、世界の投資家も注目している国です。そして、日本を始め、多くのアジア諸国、そしてヨーロッパの国々も企業の進出をしたり、スリランカを拠点に活動を始めたりしています。

スリランカは、昔からの日本と良好な関係性を結んできたこともあり、大変な親日です。日本語を学んで留学に行ったり、日本企業に勤めたりしたいという学生が、急上昇しているのです。スリランカ人は、大変真面目で作業効率がいいという雇用データも出ていますから、今後、ちゃんとした教育を受けて就職をするスリランカ人には、ますます社会からの期待が高まることでしょう。

スリランカ人の教育支援は、将来的に日本経済の発展へもつながっていくのではないでしょうか。

2020年、スリランカの教育環境は、まだまだ苦しい状態にありますが、今の学生が教育を受けることで、これからさらに良い政治や経済、社会環境をつくっていってくれることを期待しています。

「家族をつくる」ってなに?

経済的状況や家庭の問題で学校に行けないスリランカの子供達の「親」となり、家族のように二人三脚歩みを進めながら、義務教育後から大学までの教育をサポートしていく取り組みのことです。 HAPPY FACTORYは、現地にある、スリランカ日本教育文化センター(通称:SNECC)と一緒にスリランカの教育支援を行っています。

スリランカ日本教育文化センター
(通称:SNECC)とは

「社会的、経済的な困難により教育を継続できない子供たちを社会に貢献できる立派な大人に育て、送り出すこと」をビジョンに1986年から日本の支援者と共にスリランカの教育、文化、社会福祉への支援を行っている団体です。日本からご支援くださる皆様に心から感謝しております。 SNECC事務局長 ミーガハテンネ・チャンダシリ コーッテ最高責任僧侶

いったい、どんな活動をしているの?

里親里子教育奨学金制度

学校に行けない子供から自らの「里子」を迎え入れ、「里親」として月々2500円の奨学金をお送りいただくことで、学校教育のサポートをする仕組みです。まるで家族のように、二人三脚で里子が大学に入学するまでの5年間の道のりを共に歩んでいただきます。里子からは、年に1〜2回お手紙や成績表が届きます。里親さんも日本から里子に手紙を送っていただけます。スリランカへご訪問の際には、里子に会えるようにお手伝いさせていただきます。

LANKA募金

里親里子教育奨学金制度のように特定の里子を持たず、里親が見つからない学生に対して教育支援をしていただく仕組みです。募金は一口5000円から承っております。皆様からの支援金はSNECCに寄付し、学生の教育費や学校設備の維持・メンテナンス費、また、学生教材の確保などに充てられます。また、このLANKA募金の一環として、「EVENT FACTORY」や「BODY FACTORY」も運営し、様々なチャリティー活動も行っています。

現地研修プログラムのご紹介

スリランカ・SNECCの施設内には、日本人の支援によって建てられた学校施設が併設されています。その中でも、特に日本語学校と幼稚園では、日本人の研修生を受け入れることでカリキュラムの質の向上を狙っています。研修生は実際に授業に参加し、先生のアシスタントやワークショップをします。スリランカに行ってみたい方、海外ボランティアをしてみたい方に、この現地の研修プログラムのご紹介をいたします。

スリランカSNECCの子供達の様子を見てみよう。

SNECCの教室風景

授業を受けているのは、里子たち。里親さんに手紙が書きたくて、一生懸命日本語を勉強しています。日本語科目は大人気なんですよ!

【お歌を披露してくれました♫】

SNECCの幼稚園の様子です。よく見ると、制服に【NIPPON  MEGUMI  PRE SCHOOL】と書いてあります。日本人の教育支援で設立・運営されています。

【日曜日のお祈り】

スリランカ・SNECCでは毎週日曜日になると日曜学校が開かれ、1000人以上の子供達が集まってきます。仏教の祈りの後は、補講や日本語学校も開かれます!

誰かを思う心が、大きなHAPPYを呼ぶ。

自然が豊かで、人も優しい、美しい国スリランカに、あなたも家族を作ってみませんか?スリランカはあなたにとっても、きっと心の故郷になるでしょう。

当団体・活動のご案内

HAPPY  FACTORYのパンフレット、ポスターが必要な方は、下記をご利用ください。

https://www.happy-factory.org/wp-content/uploads/2020/09/HAPPY-FACTORY.pdf

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